地元の新鮮な高原野菜と魚カレンダー〈春〉
- 2020.04.13
ふるやの献立は「野菜」が基本です。魚や肉よりも鮮度が重要な食材の「野菜」。季節ごとの、地元の新鮮な高原野菜を楽しんでください。
〈ふきのとう〉春の訪れを告げる山菜の代表ふきのとうは、広い範囲で生えています。
〈パプリカ〉生で食べてもおいしいパプリカは、ビタミンが豊富。また赤いパプリカは血行促進、黄色のパプリカは目の疲労回復に効果があるとされています。
〈アスパラガス〉ビタミン、ミネラルなど栄養が豊富で、疲労回復や免疫力向上、ストレス対策などに期待されています。
〈アスパラ菜〉上越市、柏崎市の特産野菜で11月〜3月が旬です。茎がアスパラガスに似ていることからアスパラ菜と呼ばれるようになりました。
〈春キャベツ〉葉と葉の間がふわっと開いているのが春キャベツ。水分が多く、甘いのが特徴です。今回は「和風山菜春キャベツテリーヌ」でお楽しみください。
〈たらの芽〉春から初夏にかけてが旬。苦味が少ないですが、アクがあるので天ぷらがおすすめです。
〈こごみ〉とれたては生でも食べられるほど。噛むとぬめりがあります。
〈うど〉捨てるところがないと言われるうど。白い部分は和え物や炒め物などに。穂先は天ぷらに。
〈わらび〉アクが強く有毒な成分もあり生では食べられません。アク抜きしたわらびは、お浸しや煮物、天ぷらなど、いろいろな食べ方ができます。
〈うるい〉アクやえぐみが少ないので生で食べるのがおすすめで、ほんのり苦味があります。
妙高高原の標高1,000m以上のところに生える根曲り竹。5月下旬から収穫が始まります。そのまま焼いて食べるのが一番美味しいのですが、瓶詰めにして保存食にもなりますので、1年中食べることができます。当館の朝食でもオールシーズン「姫竹のおっちょ」をお出ししています。おっちょとは味噌汁のことです。根曲り竹は姫竹とも言います。
〈鯛〉年二回、春と秋が旬。春は桜鯛と言われています。お頭付きでお祝いにも最適です。当館では、お食い初めもできますのでぜひご利用ください。
〈のどぐろ〉一年を通して脂がのっているため、最も美味しいとされる時期には諸説があります。晩秋から冬が最も美味しいという説や、産卵前の夏が最も美味しいなど真逆の説が存在します。そのため「のどぐろ」は、その時期その時期に合った料理で楽しめる魚だと言えます。
〈いしもち〉春から夏にかけてが旬。クセのない白身魚で定番の食べ方は塩焼きです。
〈めばる〉3月〜5月が旬で春を告げる魚です。さっぱりとした白身魚です。
〈かれい〉一般的にかれいは右側に目が揃っています。刺身、煮付け、焼物とどんな料理でも美味しくいただけます。